昨年
4月から店主を務める工藤謙介さん。高校卒業後に上京し、大学に進学。卒業後は都内のテレビ局内で
10年間、ニュースの映像制作に携わった。
2年前、家業である新聞販売店を手伝いたいと退職して帰郷。それからわずか
1カ月後、先代の店主で父の之康さんが急逝する不幸に見舞われた。「父にもっと仕事を教わってから店主交代をしたかったので無念です。従業員の皆さんに仕事を教わり、助けてもらいながら今に至ります」と振り返る。店主として今後は「地元との繋がりをより大事にしていきたい」と話す。
(2019年10月 郷138号掲載)